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- 水剤監査システム(オリジナル)
画像と音声によるオリジナルの水剤監査システムです。
平成17年、第15回日本医療薬学会において発表しました。また特許も公開しています。
水剤監査システムの構成
横の写真が、水剤監査システムの操作部分です。
右から小型の液晶モニターと、液剤が入ったメートルグラスを撮影する球状のCCDカメラと、LCDライトです。
カメラとライトの間には、撮影時にメートルグラスを垂直に支持するための透明なアクリル板が立っています。
モニターの右に数字キーのキーボードがあり、操作はENTERキーを押すだけで簡単です。
バーコードリーダーは、一般的なものを固定し、常時読み取りの状態にしてあります。
以上の装置がパソコンに繋がっていて、マイクロソフトエクセルのマクロ機能を応用して、
(水剤瓶のバーコード読み取り)→(エクセルが薬品名の読み上げと薬品名の自動入力)→(秤量した液剤の画像をエクセルへ貼り付け)を、何度も繰り返すことができます。
その記録が患者ID毎のエクセルシートとして、パソコンに残りますし、印刷もできます。
操作1 患者IDの入力とバーコード読み取り
モニターには、「患者IDを入力してください」と出ていますので、
まずは、処方箋の患者IDをテンキーで入力し、
ENTERキーを押しますと、患者IDがエクセルに表示され、バーコードを読み取る状態になります。
なお、バーコードを読んだ時に、薬品名を大きな声で読み上げてくれますので、
薬剤の取り違えを防止することができます。
また、同時にエクセルに薬品名が表示されます。
秤量は慎重に
どんなに優秀な監査システムでも、この部分のお手伝いはできません。先生おねがいします!
操作2 メートルグラスをアクリル板に当てる
L字型のアクリル板には、細くて黒い線が横に引いてあり、そこにメニスカスを合わせるようにメートルグラスを当てます。
この線は、カメラのレンズの中心と水平になっています。
メートルグラスは最上部の径と、足の部分の径が同じものを使い、垂直に立てることができます。
操作3 撮影
カメラの画像は、メニスカスを合わせる時から表示させることができるので、黒い線とメニスカスが合わせ易いです。
また、メートルグラスの目盛から容量が読み取れるように、カメラのズームを調整してあります。
ENTERキーを押すと、撮影された画像が、エクセルの薬品名の横に貼り付けられます。
LCDのライトは、はっきりとした画像を撮影する為のもので、色の濃い液剤でも十分に対応できます。
監査も慎重に
バーコードを読ませずにENTERキーを押すと印刷が始まり、モニターの画面は、患者IDの入力待ちに戻ります。
印刷されたものを監査に回しますと、監査者は「誰の処方箋の」「どの薬が」「どの量で」調剤されたのかが、まるで実際に、
秤量の過程を横で見ているように、確認することができます。
市販の水剤監査システムは、液量をセンサーを使って測定しますが、
せっかく薬剤師がメートルグラスで秤量しているのに、2重に量の確認をすることになります。
エクセルのマクロ機能を応用することで、能率的で場所もとらず、操作が簡単で、
安価に液剤監査システムを構築することを目指しました。
CPUがceleron400Mhzのパソコンに、Windows98とofficeXPで動いていますので、
薬局によっては、夢のような一人一台も可能だと思われます。













